意外と難しい退職理由、ネガティブ思考で答えないのが採用の秘訣

   2015/07/28

ネガティブ

「あなたの退職理由は何ですか?」

うっ・・・・来たか?

そう思われる方も多いのではないでしょうか?

転職者は絶対に聞かれる質問の一つですね。

退職理由ほど、答えにくい質問はないと思います。

なぜなら、退職理由はネガティブな理由の方が多いので、企業側に嫌われる答え方をしてしまう可能性が高いからです。

例えば、「残業時間が多くて・・・・」などと答えてしまうと、(この人は定時までしか仕事が出来ない人なのか・・・・。)とか(仕事なんだから残業が多少あっても仕方ないだろう・・・・)などと思われてしまいます。

また、「前職の人間関係にうんざりして・・・・」などの答えも(メンタル的に弱い人なのかな・・・)などと、本当に上司や周りが最悪な人間だったとしても敬遠されてしまいます。

つまり、本当の退職理由が何であれ、ネガティブ思考からの転職が理由になってしまうと落とされるということです。

これは、私が身をもって体験していることなので、間違いありません。絶対に落とされます。

会社が倒産したとか、家庭の事情など、自分のネガティブな都合ではない場合の退職理由は認められますが、自分のネガティブな理由が退職理由の場合は極力ポジティブな理由で退職したように伝えてください。

どんな退職理由がポジティブなものなのか?

では、どういった退職理由がポジティブなものかと言われると、

自己実現のため、やりたい仕事がある、経済状況を見てなどです。

現在の会社では、どうしてもやりたい仕事が出来なかったり、自分が望んでいる人生にならない場合、今いる会社が、あるいは業界が景気の落ち込みを感じさせている時に、より自分の人生の道を切り開いていこうとするのは当然のことです。

私が建設業界を退職した理由を聞かれたときはこのように答えました。

「現在、建設業界は公共事業への投資縮小のため、新設工事の受注が非常に難しくなっており、今後は維持管理が工事のメインとなってきます。私としては工事の設計や新工種の企画を作る部分に大きな魅力を感じていたので、将来を見通すと私の魅力を感じる仕事が出来なくなる可能性を危惧していました。そんな折、私が勤めていた会社が○○円もの赤字を出してしまい、新規の受注もほとんど取れなかったという噂を聞きつけ、更なる業界の不安定さや将来の見通しに不安を感じだしました。そこで、自分なりの性格や好きな仕事の特徴、年齢的なものを考慮して「今が一番の転職のタイミングだ!」そう感じ、転職に踏み切った次第です。」
まぁ、はっきり言ってしまえば、あまりにも過酷な仕事と残業時間が嫌だったのですが、自分なりに現在の社会状況とやりたい仕事があるということなどを絡めて説明しました。

本当は、これに転職理由なども組み合わせて答えたのですが、今回はポジティブな退職理由を説明するために省かせて頂きました。

完璧な退職理由とはいきませんが、それなりに納得してもらいやすい退職理由ですし、もっと自分を成長させていきたいんだという意欲を汲み取ってもらえました。

ここで知っておいてもらいたいのは、転職する人というのは

即戦力になる人材である!

というのが、大前提であるということです。

ですから、会社側から嫌われて!とか、人間が嫌で!とか、仕事がつまらなくて!とかの会社のお荷物的な人だと認識させないようにしましょう。

前職でも”手放したくない!お前がいないと困る!”というような人でないといけません!

従って、あなたがそういう人物でなかった場合は、そういう人物になりきって、そういった人物が言いそうな退職理由を述べるようにしてください。

いくらポジティブな内容だとしても、浅い答えをしてしまうと見抜かれる!

私が上記で伝えたようなことを教えると、(ポジティブな内容であれば問題ないんだな・・・)と信憑性に欠ける内容を話してしまう方もいらっしゃいます。

例えば、「このまま会社に居ても成長できるとは思わず、もう少し色んな仕事をしてみたいと思って・・・・」とかです。

面接官はプロです。

内容が浅い質問はいとも簡単に見抜いてしまうでしょう。

先ほどのような回答の中に潜む、あなたが前の会社で期待されるような人材でなかったことを読まれてしまうのです。

ですから、ポジティブな内容の中に具体性のある理由を付け加えるのが大事です。

先ほどの私の例であれば、会社が赤字を出した!とかですね。

誰だって、沈み行く船から脱出しようと思うのではないでしょうか?私としては誰もが納得する理由を付け加えられたと思っています。

こういった状況がすぐには見つからない方もいらっしゃるでしょうが、探せばかならず見つけることができます。

例えば、上司が嘘の売上げを記載していたとか、手抜きの仕事をしていたとかですね。

完璧な会社などあろうはずもないので、絶対に傍から見たらこれがダメだろうっという理由を見つけることができます。

諦めずに、具体的な誰もが納得する理由を見つけ出してください!

しかし、ここで覚えておいて欲しいのが、以前の会社を陥れるような言い方をする人は自分の会社でも陥れられるのでは?と思われる可能性もあるので、自然に会話の流れの中で話すようにしましょう。

私も先ほどの退職理由はあなたに分かり易く理解してもらうために敢えてまとめて書きましたが、本当は会話のやりとりの中で説明しました。

面接は言葉のキャッチボールが基本ですから、端的に結論をまず述べて、相手からも反応をもらいましょう。

そうした中で、初めて具体的な話を埋め込むことで、向こうも納得してくれやすくなるのです。

いかがだったでしょうか?たかが退職理由一つ考えるのにも、ここまで気をつけなければなりません!

しかし、こういった地道な努力で回答を用意しておくと、後で必ず報われますので頑張ってくださいね。

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