ブラック企業の見分け方~あなたの働いている会社は大丈夫?~

   2015/07/22

見極める

ブラック企業・・・・

非常に多くの方が、ブラック企業で働いてしまったことにより精神的に不安定になってしまったり、仕事への情熱を失ったりしてしまい、会社を辞めることになっているようです。

私も以前働いていたゼネコンの現場は、ブラック企業すれすれの会社でうつ病寸前のところまでいってしまったことがあります。

月に200時間を越える残業、先輩、上司の凄まじいほどの罵倒・・・数え切れないほどの苦労をしました。

そこで今回は、今現在あなたが働いている会社がブラック企業かどうか?を見極める方法を私なりに調べたことと経験したことを交えて紹介していこうと思います。

こんな会社に注意!ブラック企業の可能性が大きい会社の特徴・・・・

ブラック企業は沢山ありますが、基本的に下記のような会社を私はブラック企業として定義しています。

  • 入社した後に選別される
  • 残業代を支払わない
  • 壊れるまで使われる
  • 退職させてくれない
  • 会社全体がパワハラを容認している雰囲気

入社した後に選別される

まず、第一に入社後に選定されるというものですが、これは試用期間という時期などに多く適用される罠です。

入社した時から選別と称して、多くの社員と比較していきます。

「あいつはここまで仕事をできているのに、お前はこんなこともできないのか?」

「あそこの部署の○○は毎月150時間も仕事しているのにお前はもう上がるのか?」

などと罵声を飛ばし、使えない社員は屑!といった印象を与え、逃れられない競争へと持ち込んでいきます。

実際に、私がいた職場でもこのような比較をされました。

「お前ほどの出来が悪い社員は見たことがない・・・。」

「お前、新入社員なのにもう上がるの?仕事も出来ないのに?」

このような言葉は日常茶飯事、どれだけ必死に頑張っても出来ない人はいるものですが、それでも頑張っている社員に対して、悲惨な言葉をよく投げれるものだとあきれてしまいます。

私は何とか、上司が認めるほどの実力がついたので、そこからあまり否定されなくなりましたが、一緒に入社した同期は最後まで馬鹿にされて、いじめられ、ゼネコンの仕事ではないような雑用を永遠とやらされていました。

そして、挙句の果てには別のもっと苦しい現場に飛ばされて、ずっといじめられ続けたようです。

しかし、まだいじめられる程度ならマシです。(勿論、許されることではありませんが・・・)

2008年にはウェザーニュースという最大手の気象予報会社で入社して六ヶ月程度の新人が、予選と呼ばれる入社後の選別競争に敗れ、自殺したのです。

月に200時間もの残業をしたにも関わらず、予選落ちを宣告されたその新人は自殺という道をえらんでしまいました。

なぜ?たかが会社を解雇されただけで?と思う方もいるかもしれませんが、それは違います。

私もそういった現場にいましたから分かるのですが、入社したばかりの人間はすぐに入ったばかりの会社を辞めてしまうと、自分の経歴に傷がつくのでは?と思ってしまうのです。

これは企業側が巧みに仕込んだ罠だと言えるでしょう。

従業員側の心理状況をたくみに利用して、恐怖心を煽りに煽って、成長するものだけを残し、そうでないものは見捨てていく・・・・。

紛れも無く、ブラック企業の実態を表しています。

恐らく、「認めてもらえなかった自分が悪い!」と思う方は非常に多いと思います。

しかしながら、よく考えてください!

あなたは入社する前にその会社の面接をクリアして入社しているのです。

ですから、採用した会社側にはあなたをそんなに簡単に見捨てる権利はどこにもないのです。

これから対策などは述べていきますが、まずは自分がおかしいのでは?という考えは捨てて、少し自己中心的な考えでもいいですから、自分を慰めてあげてください。

残業代を支払わない

次に、残業代を支払わない企業というものも非常に多いです。

サービス残業・・・・。この言葉が日本以上に浸透している国はないのではないでしょうか?

実は、残業代を支払わないというのは刑事罰の対象となります。

ですが、多くの新入社員や若手の社員は、「自分が仕事が遅いからだ」とか、「会社自体の方針だから」といった理由でいつしかそれが正であるような錯覚に陥ります。
勿論、私も企業にいるときはそう思っていました。

正社員だとこれくらいはできないといけない!お前は段取りが悪いから!会社に何の利益も残せていないお前が残業代を請求するのか?

このような教育を入社した当初から受け続けたせいで、いつしか残業しなければ怒られる!仲間はずれにされる!という錯覚に陥っていったのです。

恐らく、月30時間を越えるような残業はほとんどの会社がつけてくれないですよね?

私は200時間くらい残業していましたから、170時間分は残業代がパーだったというわけです。

無論、自分で勉強のために残業を進んでやるのはいいんです。自分が望んで成長するための肥やしだと思っているわけですから・・・。

でもね、そうでないのに無理やり強制するような会社はやっぱりブラック企業なんですよ。

私は経営者の目線を持つことは大事だと言っていますが、あくまで勤務時間内での話です。

しかし、大企業も含め、多くの企業が経営者と同じような苦労をしろ、役員は残業なんて概念はないんだ!といったようにまだまだ下っ端の社員に重労働を求めるのです。

ですから、こういいったサービス残業を推進し、疲れたから上がります!と上司に一言添えた社員に対して怒りをあらわにするような会社はブラック企業とみてもいいでしょう。

この基準を超えるような会社は論外です。

すぐに転職するか、企業と戦う準備を進めてください。

壊れるまで使われる

若いうちから効率よく使われる・・・。

大学新卒で、社会人経験のない若者は自分がおかれている状況がどのようなものか分からずに、一生懸命認められようと努力します。

自分の頑張りが足りない、能力が低いのか?様々な葛藤におかされ、精神的にもどんどん追い込まれる若手は増えてきているように思います。

ある大企業では、新入社員にいきなり大きな仕事を任せ、毎月150時間もの残業を課し、入社してからわずか四ヶ月で過労死した例もあるほどなのです。

ある程度の経験を積んだ上での残業でしたら、慣れもあるので耐え切れるのですが、大学の緩んだ雰囲気からいきなり社会人の緊迫した雰囲気に放り投げられ、責任のある仕事を投げられると精神的にも肉体的にも想像を絶するような負荷がかけられてしまいます。

本当は残業時間が80時間を越えたあたりから、過労死ラインとして決められているのですが、普通にそういったデッドラインを超える職場はこの日本では多くあります。

残業時間月に20時間程度・・・と書かれた会社でも実際に職場にいったら100時間を超え、実際に給料としてもらえる金額が20時間だったということがあるのです。

誰も自分が壊されるまで使われる!とは思ってもいないことでしょう。しかし、実際に本当にこの世の中には沢山こんな企業があるのです。

私も入社して当初、素晴らしい上司だったと思っていた人が影で、私の直属の先輩にこんなことを言われていたそうです。

「お前は○○さんから潰れるまでこき使え!って言われているからな・・・・」

当時、小心者だった私は先輩や上司の無茶振りに対しても何も怒りをあらわに出来ませんでした。

すると相手も調子に乗って、どんどん無茶なことを自分にやらせるようになります。

私は仕事ができるようになるまで、掃除や風呂掃除、事務所の清掃まで通常の業務にプラスして行わされていました。

私は基本的にはあっけらかんとした性格なので問題ありませんが、壊れる人は本当に壊れてしまいます。

ある方は、50歳を過ぎた年齢にも関わらず、あまりの仕事量に追い込まれ、ある日突然失踪までしてしまっています。

こういった職場にいると、ありとあらゆる感覚が麻痺してしまうので、自分ではおかしい職場だな!というものに気が付けなくなります。

身の危険を感じる前に、ちょっとでも異常を感じたらすぐに会社を辞めてしまいましょう。

自分の命とどっちが大切でしょうか?

退職させてくれない

こちらに関しては私は経験していませんが、退職をさせてくれない会社というものも多いそうです。

企業が辞めさせたい、あるいは壊れていないタイミングでは逆に会社は辞めさせないようにしようともします。

法律的には、労働者はやむを得ない事情があっても会社を辞められるようにできています。

しかしながら、早いうちから転職活動をしようと思っても「次が決まるまでは辞められない」「お前を雇うために使った経費分は働いてもらう」などといった色々な理由をつけて会社を辞められないようにするのです。

更にひどいケースでは、辞めた後にも関わらず酷い仕打ちをする会社もあるようです。

離職手続きのボイコット、最終月の給料支払い拒否、損害賠償請求などをおこなってくるのです。

離職手続きをしてもらわなければ、失業保険も受けられませんし、各種社会保険手続きをできなくなってしまいます。

また、損害賠償請求とは、会社が辞めるな!といったのにも関わらず勝手に来なくなった!などの言いがかりをつけてあなたからお金をむしりとろうとする方法です。

悪徳弁護士なども一緒になって攻めてくるので、非常にビビッてしまい、思わず会社側にお金を支払ってしまうケースもあるようですね。

当然、裁判では勝てるのですが、他の社員に対しての見せしめにもなるので、こういった例は後をたたないのです。

会社全体がパワハラを容認している雰囲気

また、会社全体がパワハラを容認している雰囲気をかもし出している場所もあります。

コストを削減するため、売上げを上げるために多少の犠牲は仕方ない・・・使えないはカットしていこうという会社は少なくないのです。

経営者になった気持ちで考えてみてください!

会社が利益を上げられなくなったら倒産してしまいます。

ですから、トップも幹部に厳しく当たりますし、幹部もまた、下の上司に厳しくしていきます。

そうした最後の行き場は新入社員の何も知らない若手に及ぶのです。

こうした会社は、会社全体がそうした雰囲気になっています。

弱者を見捨てるというか、そういうような切られる人材であるお前が悪い!といった雰囲気です。

まずは徹底的にこき使って、肉体的、身体的に追い詰めた後はその人はうつ病寸前になってしまいます。

すると、体調不良などで会社を休みますよね?

そこに輪をかけたように、パワハラを仕掛け、精神障害まで追い込みます。

すると、その人は自分が悪いんだ・・・という想いから自主退職という風に追い込まれていくのです。

大体が健康的な内から追い込むような会社は少ないです。

ですが、一度烙印を押した人間に対しては、徹底的に、かつ戦略的に精神を追い込んで、自分から辞めるように上手に誘導していくのです。

実は、私もあまりの上司のパワハラに耐えかねて人事の人に相談しにいったことがあります。

しかし、人事の人から言われたのは、「君がもう少し努力しないとね・・・・」の一言!

二、三年経験を積んできた人間に言うなら分かります。

ですが、まだ入社して一年も立たない人間に対して発する言葉なのでしょうか・・・?

まとめ

ブラック企業がもつ特徴をいくつか挙げてきましたがどうだったでしょうか?

意外と今働いている自分の会社では?と思った方も多いと思います。

そう、ブラック企業は数多く存在し、そのほとんどに気が付いていない人が多いのです。

耐え切れた人は、後でこう言います。

「俺が若い頃はなぁ!これくらいが普通だったんだぞ!」と。

完全に会社に染まってしまい、自らもそういった仕打ちをするようになるのです。

ですが、実際そういったことを平気で言う人は、そこまで凄い人間ではありません。

世の中を見てみれば凄い人はいっぱいいますが、仕事が楽しかった!といって、確かに長時間働いてはいますが、自分がしたいからしたような人ばかりなのです。

ですから、それを望んでいない人に対して無理やり働かそうとしたり、結果を出させるために過度な要求をしてくる会社は全体的にそういった雰囲気になっているので、あなたが自分がまだ社会人に染まっていないんだ!あるいは努力が足りないんだ!と思って気が付けないのです。

違和感を大切にしてください。

実際に違法な会社ばかりなのです。

短期的に見ると、会社に残れなかった人材、挫折してしまった人間に感じるかもしれません。

ですが、もっと世の中には様々な会社や働き方が存在するので、そういった会社に目を向けて歩んでいくことも必要かもしれませんね。

次からの記事では、ブラック企業で働いていると感じたら、どのように対策していくのか?や次に働く場所はブラック企業ではないかどうか?を見極める方法などを記述していきます。

大丈夫です。若いうちは何度でもやり直せます。

前向きな気持ちで、次のステップに進んでいってください!

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