理念を無視するようなベンチャー企業は衰退する

   2015/07/22

廃墟

ベンチャー企業を選ぶに当たって、忘れてはならないこと・・・それが、経営理念です。

すぐれたベンチャー企業はどの会社も立派な経営理念を打ち立てています。

例えば、本田宗一郎氏が創業したホンダでは

「人間尊重 三つの喜び(買う喜び、売る喜び、創る喜び)」

が掲げられており、さらに社是としては、

「私たちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす。」

とあります。

これは、社会的に企業を通して活動し、全人類の発展を願う意味が込められています。

また、京セラを創業した稲盛氏も経営理念を非常に大事にしておられ、

「全従業員の物心両面の幸福を追求すると同時に、人類、社会の進歩発展に貢献すること」

という、これまた社会に対しての大きな貢献を前提とした経営の理念を打ち立ててきました。

海外でも同じように、マイクロソフトでは創業者のビルゲイツ氏が、

「パソコンはいずれ全ての職場の上、及び、全ての家庭において有益な道具になる」

という未来社会への発展を願って皆さんもお使いのwindowsを生み出す結果となっています。

経営理念は

「世界中のすべての人々とビジネスの持つ可能性を最大限に引き出すための支援をすること」

有名なアップルを創業したスティーブジョブズ氏も明確な経営理念は出してはいないものの、その自らの言葉で多くの会社のビジョンを発しています。

「絶対に真似できない、真似しようとすら思わないレベルのイノベーションを続けろ」

「その日一日を人生最後の日だと思って過ごせ」

「Think Different(違うことを考えよう)」

これらのことから、彼は世界中の暮らしを一変させる、iPhoneの完成に成功しました。

大成功を収めている人ほどビジョンを大切にする

彼は、他の人が思いもよらなかったことを考え続け、更には消費者の内なる声を聞き続け、全く今までになかった暮らしを私達に提供してくれています。

彼らすべてに共通するのは、大成功を収めた企業家は、自身の会社が生み出す製品が社会に対しての貢献に役立つこと前提にして仕事をしていたということです。

転職しようとするあなたが入社するべき会社で見極めるべきことでこれは非常に大事なことです。

人々のニーズやその暮らしにどのようにその会社のサービスが役立つのか?

あるいは、現時点で大きな利益を与えていなくても、将来的にどのようにして影響を与えていくのか?

それが感じられる理念を打ち立てている企業ほど、今後も発展していく可能性が大きいのです。

私は、ベンチャー企業に転職しようとしたときに、とある会社でこのようなことを聞かれました。

「あなたがこの会社で最も惹かれた部分は何ですか?」

この質問に対しての私の答えはこうでした。

「御社の経営理念である○○に惹かれたからです。」

はっきり言って、普通の会社に転職しようとするときに、中途採用ではこのような答え方はナンセンスです。

多くの会社が、即戦力になるような人材を求めているので、当たり前といったら当たり前のことなのでしょう。

ですが、ベンチャー企業ともなると、こういった部分は非常に大事で、経営者が如何にこういった経営理念を大事にしているかで、その企業の真の発展の可能性を理解できるのです。

おそらく、ベンチャー企業ですと、社員もまだまだ少ないので、社長との面談も容易ではあるでしょう。

そんな時、経営者がこの経営理念の部分を大事にしていないと分かった時点であまり有望な会社ではないと判断できるのです。

いや、理念といったよりも、その経営者の持っている哲学的な部分に注目するべきとでもいいましょうか。

大きな事業を起こし、発展させていくのには必ず哲学というものが必要なのです。

目先の転職にとらわれてはいけません。

先を見据えた上で、大きく、長く発展していきそうな会社、更に、会社のビジョン自体にあなたが共感できる会社選びを行ってください。

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